サービス設定
これらのオプションは、「エラー
コード」セクションに従って対策を実行しても問題を解決できなか
った場合のトラブルシューティングに役立ちます。これらは、
HP サービス担当者の指示のもとで使
用することを前提としています。
これらのオプションのメニュー内の位置は、
MFP によって異なります。HP LaserJet 4345mfp と HP
Color LaserJet 4730mfp、9040/9050mfp、および 9500mfp では、これらのオプションは
[ファック
ス
サービス]
メニューにあります。HP LaserJet M3035 MFP、M3027 MFP、M4345 MFP、M5025
MFP、M5035 MFP、M9040 MFP、M9050 MFP、および Color LaserJet CM4730 MFP、CM6040 MFP
シリーズでは、これらのオプションは次の
3 つの場所のいずれかにあります。
[管理]
>
[初期セットア
ップ
]
>
[ファックス セットアップ]
>
[ファックス受信設定]
、
[管理]
>
[トラブルシューティング]
、また
は
[管理]
>
[リセット]
。
MFP の
[管理]
>
[情報]
メニューを使ってメニュー マップを印刷すると、目的
の項目を見つけるのに便利です。
[T.30 トレース]:T.30 トレースは、直前のファックス送受信に関して送信側および受信側のファック
ス装置間で行われた通信をすべて記録した印刷レポートです。このレポートには、ほとんどのユーザ
ーの理解を超える技術的な詳細情報が数多く記載されています。ただし、このレポートに含まれてい
る詳しいエラー
コードやその他の情報は、ファックスの送受信に関連する特定の問題のトラブルシュ
ーティングに役立つ場合があります。問題の原因を突き止めるために、レポートの内容が
HP サービ
ス担当者から要求される場合があります。この内容は、適切な対策を判断するうえで役立ちます
(エラ
ー
コードについては、
110 ページの 「エラー コード」
を参照してください
)。
[出荷時の通信設定に戻す]
または
[デフォルトの通信設定に戻す]
:これを選択すると、いくつかのメ
ニューがリセットされてデフォルトの設定に戻ります。リセットされる設定には、最大ボー
レート、
呼び出し音保留時間、
V.34、スピーカー モード、伝送信号損失などがあります。
[ファックス送信信号損失]
:このオプションを使うと、電話回線の信号損失が補正されます。この設
定を変更するとファックスが動作不能になる場合があるため、
HP サービス担当者の指示がない限
り、変更しないでください。
[V.34]
:この設定にはモデムのボー
レートを制御する 2 つの値 ([標準] および [オフ]) があります。[標
準
] 設定では、サポートされている 33,600 bps までの任意のボー レートをモデムに選択 (他のモデム
と交渉
) できます。[オフ] 設定では、ボー レートは 14,400 bps に設定されます。この設定は、変更さ
れるまで、そのまま持続します。
[最大ボー レート]
:この設定は
[V.34] の場合と似ていますが、操作に選択するボー レートのリストが
表示されます。ファックスに通信エラーがあると、この設定を使用して低速のボー
レートを選択し、
通信エラーが電話回線によるものかどうかを判定します。この設定を指定すると、変更されるまで、
そのまま持続します。
[スピーカー モード]
:このサービスには
2 つのモード設定 ([標準] および [診断]) があります。[標準]
モードでは、初期接続によるダイアル時にモデム
スピーカーがオンになり、その後でオフになりま
す。
[診断] モードでは、スピーカーをオンにすると、設定が [標準] に戻されるまで、すべてのファッ
クス通信でオンになります。
[呼び出し間隔]
または
[呼び出し音保留時間]
:この設定は、
PBX 呼び出し信号の調整に使用します。
この設定は、
HP テクニカル サポート エージェントの指示のもとで使用してください。
[呼び出し回数]
:この設定に指定できる値の範囲は、
1 ~ 200 Hz です。デフォルト値の 68 Hz を変更
しないでください。この設定は、
HP テクニカル サポート エージェントの指示のもとで使用してくだ
さい。この設定を調整する手順は、このガイドで扱う範囲に含まれません。
これらのオプションのメニュー内の位置は、
MFP によって異なります。HP LaserJet 4345mfp と HP
Color LaserJet 4730mfp、9040/9050mfp、および 9500mfp では、これらのオプションは
[メニュー]
>
[ファックス]
>
[オプションのファックス セットアップ]
>
[呼び出し回数]
にあります。HP LaserJet
JAWW
サービス設定
121
M3035 MFP、M3027 MFP、M4345 MFP、M5025 MFP、M5035 MFP、M9040 MFP、M9050 MFP、
および
Color LaserJet CM4730 MFP、CM6040 MFP シリーズでは、これらのオプションは
[管理]
>
[初期セットアップ]
>
[ファックス セットアップ]
>
[ファックス送信設定]
>
[呼び出し回数]
にありま
す。
特定の値を指定するためのメニュー
オプションを表示するには、
[カスタム]
を選択します。
[TCF T.30 遅延タイマ]
:この設定に指定できる値の範囲は、
60 ~ 255 ミリ秒です。デフォルト値の
60 ミリ秒を変更しないでください。この設定は、HP テクニカル サポート エージェントの指示のも
とで使用してください。この設定を調整する手順は、このガイドで扱う範囲に含まれません。
これらのオプションのメニュー内の位置は、
MFP によって異なります。HP LaserJet 4345mfp と HP
Color LaserJet 4730mfp、9040/9050mfp、および 9500mfp では、これらのオプションは
[メニュー]
>
[ファックス]
>
[オプションのファックス セットアップ]
>
[TCF T.30 遅延タイマー]
にあります。HP
LaserJet M3035 MFP、M3027 MFP、M4345 MFP、M5025 MFP、M5035 MFP、M9040 MFP、
M9050 MFP、および Color LaserJet CM4730 MFP、CM6040 MFP シリーズでは、これらのオプショ
ンは
[管理]
>
[初期セットアップ]
>
[ファックス セットアップ]
>
[ファックス送信設定]
>
[TCF T.30 遅
延タイマー
]
にあります。特定の値を指定するためのメニュー オプションを表示するには、
[カスタ
ム
]
を選択します。
[TCF T.30 延長]
:この設定に指定できる値の範囲は、
0 ~ 2550 ミリ秒です。デフォルト値の 0 ミリ
秒を変更しないでください。この設定は、
HP テクニカル サポート エージェントの指示のもとで使用
してください。この設定を調整する手順は、このガイドで扱う範囲に含まれません。
これらのオプションのメニュー内の位置は、
MFP によって異なります。HP LaserJet 4345mfp と HP
Color LaserJet 4730mfp、9040/9050mfp、および 9500mfp では、これらのオプションは
[メニュー]
>
[ファックス]
>
[オプションのファックス セットアップ]
>
[TCF 拡張]
にあります。HP LaserJet M3035
MFP、M3027 MFP、M4345 MFP、M5025 MFP、M5035 MFP、M9040 MFP、M9050 MFP、および
Color LaserJet CM4730 MFP、CM6040 MFP シリーズでは、これらのオプションは
[管理]
>
[初期セ
ットアップ
]
>
[ファックス セットアップ]
>
[ファックス送信設定]
>
[TCF 拡張]
にあります。特定の値
を指定するためのメニュー
オプションを表示するには、
[カスタム]
を選択します。
122 第 4 章 ファックスの問題の解決
JAWW